トランプ大統領は先週12日マイナス金利導入をFRBに要求し、一時107円を割るドル安継続となりましたが翌日13日パウエルFRB議長はマイナス金利導入を検討していないなどとマイナス金利導入を否定し、106円台継続できずに再び107円台へ反発しました。
その後トランプ大統領は12日とは打って変わって14日には「強いドルが必要だ」と発言しドル高を容認する発言をしました。これまでトランプ大統領はドル安を要求してきましたが、一転してドル高を要求し107円半ばまで上昇してきました。
11月に大統領選挙を控えていることもあり、そこに向けてドル高へもっていきたいのではないかと思います。
3月末からドル安材料が上値を抑えてきましたが、下げ要因も多い中で105円台からの買い圧力も強くタイミングよくトランプ大統領は発言してきました。
アメリカは中国へコロナの責任追及やファーウェイへ輸出禁止措置を強化すると表明するなど米中問題再熱してきていることもあり、もう一度105円を試してくる展開を見ていますが、下値試しに失敗すれば株高を受け徐々に下値は底堅い展開になってきそうです。
まだ戻り売りを狙っていきますが、短期的に取引を行い、中期的には上方向を見ており、下値試しが失敗に終われば買っていきたいと思います。
