・①検証している
・②ロジック・取引ルールがある
・③相場の上に立たない
・④継続している
相場の上に立たない
「相場が上がるのか、下がるのか、次にどう動くか、100%で分かる人はいない」
この事実が前提にあるにも関わらず、連勝していたり、調子が良い時には、
「俺の予想はすごい!!」「俺の取引はすごい!!」
などと調子に乗り、心のどこかで自分が正しいと思い込んでしまいます。
自分を過大評価したりしてはいけません。
そーなった時には損切りを入れるのを忘れてしまったり、最近自分の考え通りに相場が動いているから大丈夫だ。と考えたりして、どっかで気が緩んでしまい大きな損失に繋がってしまう恐れがあります。
自分の得た利益は、相場を動かした大口のヘッジファウンドや実需筋、市場参加投資家たちのおこぼれに過ぎないのです。
自分が相場を動かしているわけではありません。
なので、相場様に稼がせてもらっている気持ちでひたむきに謙虚に相場と向きあわなければいけません。
予想ではなくシナリオでトレードする
この自分を過大評価してしまう人に多いのが相場を「予想」してしまうことです。
分からない未来を「上がるだろう、下がるだろう」と予想するのはギャンブルチックで危険です。
予想だけでトレードしてしまうと自分の感情に左右されたり、自分が正解だと思い込んでトレードしてしまい、不安定です。
トレーダーは自分の相場予想を発信することで利益を上げる「予想屋」ではなく、実際に取引をしてその差益で利益を出さなければいけません。
勝ち続けているトレーダーは過去の優位性、期待値にあるパターンを検証してこう動いたという「事実」からここでエントリーしてここに損切を入れてここで利確する。というとこまで落とし込んで「シナリオ」を描いてからトレードしています。
相場の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」
とあるように、どこもかしこもトレードするより、また、値動きの全部を取るよことを考えるより、過去の根拠あるパターンや期待値、優位性のあるロジックやルールで条件が合えばトレードする。
それ以外は捨ててやるくらいの気持ちで向き合っています。
“相場の将来は相場の神様以外知る由もない”
これが事実です。相場の上に立てるのは相場の神様のみです。
自分が正解なのではなく、動いた相場の事実が正解です。
相場を予想することはやめ、相場の下で謙虚に検証、分析を行い、シナリオを立ててトレードしてみてください。