相場の値動きを見るのに使われるチャートの形式には一般的に大きく分けて
・ローソク足
・バーチャート
・折れ線
の3種類があります。
現在一般的に多く使われているのはローソク足で、相場の値動きを分析するにあたってはこのローソク足の見方を覚えるのは最低限必要です。
ローソク足
ローソク足は、レートの価格の推移を各時間ごとにローソクの形で表しているもので、チャートはこのローソク足の複合体でできています。
その1つ1つ単体で見てみると下の画像のようになります。

・陽線…始値より終値が高いローソク足(上昇)
・陰線…始値より終値が低いローソク足(下降)
・始値…その日の最初に取引された価格。
・高値…その日取引された中でもっとも高い価格。
・安値…その日取引された中で最も高い価格。
・終値…その日の最後に取引された価格。
・実体…始値と終値の価格差。
ローソク足からはこのように多くの情報を入手することが出来ます。
ローソク足には2種類あり、陽線と陰線があります。
陽線….始まった価格より終わった価格の方が上にきているときのローソク足のことで、価格が上昇していることを示しています。
陰線….陽線とは逆で、始まった価格より終わった価格がの方が下にきているときのローソク足のことで、価格が下落していることを示しています。
色をそれぞれ別にしないとどちらが陽線でどちらが陰線か判断しずらいのでここでは赤と青で分別しましたが、自分の分かりやすい色で分けると瞬時に分かりやすいです。

上の画像は1日に1本のローソク足が形成されているチャートですが、こう見ると1日ごとに上昇したのか、下落したのかが分かります。
ローソク足は各時間ごとの始値・終値・高値・安値・値幅を集約して教えてくれるので非常に便利です。
例えば、下の画像のようなに1日単位では1日の動きを集約してくれています。

時間軸
ここでは1日ごとのローソク足で説明していますが、1本のローソク足を何分または1日、1週、1か月かけて形成するかで○○足と呼ばれます。
5分かけて形成したものは5分足。
1時間かけて形成したものは1時間足。
と呼ばれ、FX業者によって異なりますが、短いもので1分足から長いもので月足、年足があります。
細かい時間軸で値動きを見たいのか,大きな時間軸で見たいのか。分析の仕方で時間軸を変更しながら見ていきます。
このローソク足が連なってチャートが形成されます。

このローソク足を使って投資家は様々な分析を行うのでその基礎としてローソク足の見方を覚える必要があります。
このローソク足はFXだけに限らず、株式投資や仮想通貨でも使われますので、幅広く使えるチャートです。