FXは「一攫千金」のゲームではない。
FXを始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、
「短期間で億万長者」「簡単に稼げる」「片手間で稼げる」
こんな売り文句に踊らされてFXを始める方も多いと思います。
しかし、実際に稼ぎ続けている人は全体の2割以下といわれているように、8割以上の人達は相場から退場していっています。
その2割以下の実際に稼ぎ続けている人達も最初から勝てている人はごくわずかで、失敗を繰り返しながらその2割に到達しています。
実際に私も学生のときに先物取引から始め、そこからFXに移行しましたが学生時に数回資金を溶かした経験があります。
相場で生き残る
最初から大金を稼ぎたい、楽して稼ぎたいというマインドが8割以上の退場者になってしまう落とし穴です。
FXを始める第一ステップとしてまずは相場で生き残るマインド・スキルを身に着けてください。
最初から稼ぐことは難しいです。まずはトータルで負けないこと、マイナスにならないことが重要です。勝てるトレーダーになるのはそのあとです。
よく、何年目で勝てるようになりますか。 という質問を受けるのですが
FX歴とはあまりあてにならず、同じ歴3年でも相場への抜き合い方次第では”1週間に10時間”向き合った人と“1日に10時間”向き合った人では歴然の差です。
どの業界にも通ずることですが、まずは基盤を作る、本質を見極めることが大切です。そのためには日々学んでください。これが一番の稼ぎ続けるようになる近道です。基盤を作らなければ崩れるのは一瞬です。
稼ぎ続けるトレーダーになるにはまずは負けないトレーダーになることです。
この期間は自分への自己投資期間だと考え、相場に向き合うことが大切です。
このブログを読んで頂いている方のほとんどが兼業として副収入を得ようとしている人だと思います。
超高齢化社会の日本で退職後、公的年金の受給額は減少し、約2000万円の生活費が必要。若いうちから積立や投資が必要。と国が国民へ「貯蓄から資産形成へ」とスローガンを掲げています。
企業には、定年延長を導入すると圧力をかけています。
しかし、某大企業のトップが「終身雇用は守れない」と発言したことが話題となりましたが、そのような国や企業が面倒をみてくれない時代がもうすでにきています。
副業を解禁する企業が増えるなど、今や国や企業のブランドに頼るのではなく、柔軟に自分自身で稼ぐ能力を付け、自分ブランドで稼いでいかなければなりません。
FXが副業なのかは別として、低資金から個人で稼ぐものの一つとして行うのであれば、
目先のお金を追っかけるのではなく、稼ぎ続けられるマインド・スキルを作ることから始めてみてください。
凡事徹底
当たり前のことを徹底的に実施する。
勝ち続けるトレーダーになるのは楽なことではありません。しかし、凡事徹底し続ければ誰でもチャンスはあります。
継続以外からは何も生まれません。資金を溶かしてしまっては継続することもできません。
そうならないために謙虚に日々継続して相場に向き合うマインドを持ちましょう。